著者は日下公人さん。
現在は日本財団特別顧問,三谷産業監査役
原子力安全システム研究所最高顧問。

表紙には
「芯」を抜かれた人は退場せよ!
とある。

覚悟とか道徳とか心という言葉が数多く出てくる。
日本人論,日本文化論のような内容である。
諸外国との比較,過去との比較も多く
興味深い視点が数多い。

特に戦前の教科書の内容を
具体的に示しているのだが
とても興味深いものだった。
何となくイメージで考えるのではなく
実際に事実を見て自分の頭で考えることが大切だと思った。

経済や今後の情報戦のあり方などについての考え方は
とても新鮮に思え勉強になった。