著者は中沢新一さん。
明治大学野生の科学研究所所長。
本の帯には
3.11以降の我々が進む道とは?
とある。
原子力発電をエネルギーの発達段階から考え
生態圏とのかかわりで定義しているところが
広い視野での考察のように思われた。
基本的に太陽エネルギーを受け取る形だった
これまでのエネルギーの位置づけの中で
原子の炉という生態圏外のものからエネルギーを得る
という原子力発電が地球にそぐわないことを指摘。
また,原子力発電と資本主義のあり方にも触れ
市場経済の限界も示す。
エネルゴロジーと贈与性というのが
これからの社会を考える著者のキーワードか。
原子力発電が終焉を迎えることは
資本主義経済後の新たなシステムが構築されることにもつながる
という指摘はとても大きな話で興味深い。
まさに日本の大転換である。

明治大学野生の科学研究所所長。
本の帯には
3.11以降の我々が進む道とは?
とある。
原子力発電をエネルギーの発達段階から考え
生態圏とのかかわりで定義しているところが
広い視野での考察のように思われた。
基本的に太陽エネルギーを受け取る形だった
これまでのエネルギーの位置づけの中で
原子の炉という生態圏外のものからエネルギーを得る
という原子力発電が地球にそぐわないことを指摘。
また,原子力発電と資本主義のあり方にも触れ
市場経済の限界も示す。
エネルゴロジーと贈与性というのが
これからの社会を考える著者のキーワードか。
原子力発電が終焉を迎えることは
資本主義経済後の新たなシステムが構築されることにもつながる
という指摘はとても大きな話で興味深い。
まさに日本の大転換である。
