著者は斎藤充功さん。
ノンフィクション作家。
この本は日本における老人受刑者のルポ。
著者が刑務所等の施設を訪問し,
様々な立場の人がや受刑者からインタビュー。
刑務所内や出所後の様子などを具体的に紹介している。
老人受刑者の中には再犯者が多く,
刑務所が福祉施設化しているとも言われている。
出所しても新たな生活を始めることが難しく,
微罪で再び刑務所に入る人が相当数存在している。
これからの高齢化社会において,
老人受刑者について考えることは大事。
何といっても,
そこには多額の税金が投入されているからだ。