学校の図書室で偶然見つけた本。
昭和62年7月1日の発行。
著者は横浜市の上杉徹さん。

国鉄の分割民営化の直前
著者は8年間で22回目の磐越西線に来ていたという。
まだデジカメのなかった時代に
これだけの写真を撮るのは大変だったことだろう。

当時は特急あいづの485系
急行・快速ばんだいの455系
そしてDD51などのディーゼル機関車や
ED77などの電気機関車と
それらの機関車に牽引された様々な客車
さらには気動車と
様々な種類の車両が磐越西線を走っていた。
しかも当然ながら国鉄色の塗装。

著者はそうした様々な車両を
美しい四季の風景とともに写真におさめている。
素晴らしい写真集である。

当時は当たり前の列車も
20年以上過ぎた今では本当に懐かしいものになっている。
それを思えば
今は当たり前に走っている719系なども
懐かしく思える日が来るのかもしれない。
自分も撮り続けたいと思う(笑)。