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鉄道ネタはもちろん,TVや本,食べ物,野鳥の話題などをアップしています。最近は,太陽光発電や家庭菜園についての記事も投稿しています。ご愛読のほど,よろしくお願いします。

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最近は,限りなくツイッターに近い短文のブログになっています(笑)。

門田隆将

太平洋戦争 最後の証言 大和沈没編



著者は門田隆将さん。作家。
戦艦大和を軸に
関係者の証言をもとに構成された本。
戦艦大和の歴史であるとともに,
関係者一人ひとりの歴史を記したものであり,
日本社会の動きも知ることができる。
証言を引き出し,
本として構成していく作者の力量の高さがうかがえる。
戦艦大和は当時も今も日本の希望なのか。

死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発



著者は門田 隆将さん。
ノンフィクション作家。

この本は東日本大震災に伴う
東京電力福島第一原子力発電所の事故と
その対応を扱った本である。

詳細な調査と聞き取りにより,
多くの事実を基に描かれており,
筆者の描写力とも相まって圧倒的な迫力だ。

事故の甚大さはもちんだが,
チェルノブイリの10倍以上になるかと思われた被害を,
現場での命がけの対応により押さえ込んだ。
まさに日本の生き残りをかけた対応だった。

東電,協力会社,自衛隊など多くの人たちが実名で登場。
その時の様子,思いは実に重いものがある。
こうした現場の記録として本書の価値は大きいと思う。

事故とその対応を描いているが,
極限状態の人間を描いているとも言える。
力作だ。

開沼氏の文庫本解説も良かった。

なぜ君は絶望と闘えたのか 本村洋の3300日



著者は門田隆将さん。
幅広いジャンルで作品を発表している。

この本は光市母子殺人事件の犯罪被害者の遺族である
本村洋さんの司法との戦いの記録である。
本村さんの行動により犯罪被害者に関する法整備が進んだ。

事件に関する裁判の流れにそって,
様々な話が出てくる。
犯罪被害者への配慮のない司法への挑戦。
多くの人の支えはもちろんだが,
本村さんの揺るぎない信念が根本にある。
涙なしには読み進められない感動の1冊。

死に向き合うこと,犯罪に向き合うことの難しさ。
人権とは何か,民主主義とは何か。
死刑制度は廃止すべきなのか。
いろいろなことを考えさせられる1冊。


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