著者は櫻井よしこさん。ジャーナリスト。

この本は著者の半生を振り返りながら,
ジャーナリストとしての思いを語っている。
その半生は波乱に富み興味深い。

また,家族,仕事,お金,時間,健康など
著者の考え方が述べられている。
読んでいて,とても前向きになれる内容である。

櫻井さんと言うと,
どうしても右側というイメージがあるのだが,
その根底にある思いに触れることができたような気がした。

組織には代役のいない人材などない。
進むときは人に任せ,退くときは自ら決める。
互いの意見が違うことを認め合う。
など,印象に残った。


迷わない。
櫻井よしこ
文藝春秋
2014-02-07