著者はひろさちやさん。
大正大学客員教授。

資本の論理によるお金への欲望に対し,
働くことより自由に時間を使うことの
意味を様々な歴史上の人物の発言や
寓話などを取り上げながら示している。
とても読みやすい内容。
資本主義の世の中にあっては,
かなり異色な感じもするが,
お金持ちから時間持ちへという
著者の主張は理解できる。
幸せとは何だろう,
未来のことをどう考えるか,
宗教を踏まえながら考えを深めている。
いろいろと考えさせられる1冊。