教師ラウンジへようこそ!

鉄道ネタはもちろん,TVや本,食べ物,野鳥の話題などをアップしています。最近は,太陽光発電や家庭菜園についての記事も投稿しています。ご愛読のほど,よろしくお願いします。

左のサイドバーから,好みのジャンルを選んでいただくと読みやすいと思います。
最近は,限りなくツイッターに近い短文のブログになっています(笑)。

文藝春秋

運命を変えた手紙



「文藝春秋」編集部・編。
サブタイトルは「あの人が書いた34通」。
「あの瞬間の思い」「激しい愛の軌跡」「意外な一面」
「大切な大切なあなたへ」「絶交・懇願・本音」「事件の渦中の男と女」の
6つの章からなる。

口では言えないことでも,文字に書くことはできる。
書けば,あとまで残る。
そして,こうして読むことができる。
単文も長文もあり,
様々な状況で書かれた手紙の数々。
手紙は奥が深い。

司馬遼太郎 リーダーの条件

著者は半藤一利さん,磯田道史さん,関川夏央さん,
田中直毅さん,鴨下信一さんら。

文藝春秋に掲載された「大座談会」の4回分と
書き下ろしの部分からなる。
1 司馬遼太郎 日本のリーダーの条件
2 司馬遼太郎が愛した日本人
3 偉大なる明治の「プロジェクトX」
4 秋山兄弟,東郷,児玉の子孫大集合

どれも興味深い内容である。
司馬の多彩な作品の中から
登場人物についてあれこれ語る部分が多いのだが
司馬遼太郎の取り上げた人物の魅力の再確認という感じ。
主に「竜馬が行く」「坂の上の雲」が中心だが
維新と明治というのは歴史的にみても
考えさせられる部分が多いように思えた。

司馬遼太郎の作品で世に知られるようになった人や
それまでと評価の変わった人もいるわけで
そういう意味で司馬の影響は大きいと思う。
偉大な作家であると言える。

司馬遼太郎 リーダーの条件 (文春新書)

ドキュメント 昭和が終わった日

著者はノンフィクション作家の佐野眞一さん。

この本は「文藝春秋」に連載されたもの1冊にまとめたものである。
天皇崩御と改元の内幕,宮崎勤とオウム
ひばりと松下幸之助の死などを扱いながら
「昭和」と「平成」について語っている。

この本を読んで初めて知ったことがたくさんあり
特に天皇崩御前後の様子については
とても興味深いものがあった。

昭和は確かに戦争もあり激動の時代だったが
後半は高度経済成長やバブルなど
経済的にはパワフルな時代でもあった。
それを思うと平成はどうも力がない。
その違いが皇室の違いとは思えないが
いろいろな物事を関連づけて考えてみることで
新たに見えてくるものもあるように思う。

平成となって20年以上たったわけだが
自分は昭和の後半を生きてきたにも関わらず
かなり大きな出来事であっても
すっかり忘れていたことが多いことに
今さらながら気づかされた。

昭和を知る人,昭和を生きた人には
興味深く読める本だと思う。

記事検索
月別アーカイブ
ギャラリー
  • 懐かしいかな 会津若松駅 キハ40・お座トロ展望列車
  • 今夜の甘い物 スティックケーキ チョコ
  • 今日はまずまず
  • 今夜の甘い物 日清 ココナッツサブレ
  • 懐かしいかな 会津若松駅 キハ40
  • 今夜の甘い物 コトコト 塩レモンクッキー
  • 今日はまずまず
  • 今日の月 低い位置
  • 今日の月 低い位置
  • 今日の野鳥 ホオジロ
  • 山の積雪
  • 懐かしいかな キハ40・お座トロ展望列車 会津若松駅
  • 今日は残念
  • 今日の甘い物 柏屋 薄皮饅頭 宇治抹茶
  • 今日の野鳥 ホオジロ
ぜひ クリック!
訪問ありがとうございます
最新コメント
  • ライブドアブログ