救急病院
石原 慎太郎
幻冬舎
2017-02-22


著者は石原慎太郎さん。
芥川賞作家であり,元東京都知事。
この作品は,著者が入院中に見聞したことなどを踏まえて
書かれた小説である。
救急病院の過酷な現状を,
何人かの患者とその家族の動きを織り込みながら書いている。
石原さんが,こうしたジャンルの作品を書くことに驚く。
医療関係についての造詣も深そうだ。