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最近は,限りなくツイッターに近い短文のブログになっています(笑)。

安全保障

自衛隊の弱点



著者は飯柴智亮さん。
軍事コンサルタント。元アメリカ陸軍大尉。

自衛隊の装備等に関するマニアックは内容ではなく,
日本の安全保障に関する内容である。
実際に勤務した米軍との比較や,
情報将校として見た自衛隊の現状など,
ふだん接することのできない視点で
自衛隊の現状を分析している。
世界標準から見た自衛隊ということになるか。

同時に,国際関係が国家指針,戦略など,
広い視野で語っている内容が興味深い。

思考停止にならず,
自分の頭で考えることが求められている。
アメリカに頼りきることは危険なようだ。

犠牲のシステム 福島・沖縄



著者は高橋哲哉さん。
東京大学大学院士総合文化研究科教授。
専攻は哲学。

原発政策は福島など立地自治体に犠牲を強い,
安全保障政策は沖縄に犠牲を強いている。
それは植民地主義のような形になっている。
犠牲のシステムでは,
或る者(たち)の利益が,
他のもの(たち)に生活(生命,健康,日常,財産,尊厳,希望等々)を
犠牲にして生み出され,維持される。
犠牲にする者の利益は,犠牲にされるものの犠牲なしには生み出されないし,
維持されない。
この犠牲は通常,隠されているか,
共同体(国家,国民,社会,企業等々)にとっての
「尊い犠牲」として美化され,正当化されている。

犠牲にする者と犠牲にされる者は,
数で言えば多数と少数であり,
民主主義のシステムによって犠牲が強いられている。

多くのひった血が考えないで済ませようとしている部分を
著者がえぐり出しているように思える。

福島と沖縄の共通点。
それは犠牲のシステムである。
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