著者は和田静香さん。相撲・音楽ライター。
取材協力は国会議員の小川淳也さん。
国会議員の小川さんに,著者が質問・面談する形で話が進む。
政治にへの知識が乏しい著者が,
国会議員に素朴は疑問をぶつける。
その一つひとつに丁寧に答える国会議員。
この過程こそが民主主義か。
小川議員は,今世紀の日本政治の最大の課題は
脱成長と環境調和,最適再配分と考える。
労働問題,住宅問題,財政や消費税の考え方など,
トータルで日本全体を見ながら個々の課題を考えている。
原発を含むエネルギー問題や沖縄の基地問題も,
最終的には主権者である国民につきつけられた問題である。
なかなか勉強になる1冊。