著者は平田オリザさん。
東京藝術大学COI研究推進機構特任教授,
大阪大学COデザインセンター特任教授。
これからの世の中はどのようなものか見通しが立たず,
よってどのような力が必要になるか明確ではない。
そんな中にあって,
新しく始まる大学入試共通テストの意味や
その中での記述式問題について語っている。
読解力や対話力についても詳しく述べている。
コミュニケーション,多様性,非認知能力など,
現在の教育を考える上でカギとなる内容が扱われており
とても興味深い。
演劇教育の可能性についての具体的に言及している。
タイトルは若者向けだが,
保護者や教員が読むべき本だろう。