著者は児美川孝一郎さん。
法政大学キャリアデザイン学部教授。

この本は現在のキャリア教育の現状を明らかにし
その問題点を指摘するとともに
本来あるべきキャリア教育の姿を示そうとしている。

最大のポイントは
現行のキャリア教育が
実際の社会状況,雇用状況にマッチしていない
ということだろう。

大人の善意が
必ずしも若者の将来にプラスになっているとは限らないことに
我々は十分に注意しなければならない。
現状と我々の歩んだ社会とは状況が大きく異なっているのである。

どうしても完全には非正規雇用を避けることができな現在
正社員のみをめざすキャリア教育だけでは不十分である。

本当の意味で
子どもたちのためになるキャリア教育を実現させるために
多くの大人が読むべき本のように思う。


キャリア教育のウソ (ちくまプリマー新書)