まず録画しておいた前編を観た。
「原発事故・危機の88時間」という実録ドラマ。
2016年に放送されたドラマを再編成。
当時の緊迫した状況を思い出した。
今日は後編をテレビで観た。
「事故12年目の‘’新事実’’」という科学的検証。
最も危ういと思われていた2号機のデブリが少なくて、
不十分な注水が水ジルコニウム反応を招き
3号機の状況を作りだしたのではないかというもの。
豊富なデータを示しながら検証を進めていた。
注水の量とタイミングが大切なようである。
ドライウェルスプレーとベントについても検証。
一つの判断が事態を左右する。
原子炉内部では予期せぬことが起こっていて、
偶然に救われた部分も多いようである。
過酷事故への対策の検討も進められているようだ。