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2008年01月

大学入試センター試験にチャレンジ

先週はチャレンジできなかったので今週実施。

とりあえず自分が大学入試の二次試験で選択した地理を実施。
もっとも自分は地理Aだったのだが
新聞には地理Bの問題しか掲載されていないので
地理Bをやってみた。

結果は3問間違って92点。
地理は知識よりも資料の読みとりや判断が問われるので
今の自分でも何とかなる。
歴史はこうはいかないだろう。

時間があれば他科目も挑戦してみたいと思う。

製造業崩壊

著者は北見式賃金研究所所長の北見昌朗さん。

サブタイトルには「苦悩する工場とワーキングプア」とある。
内容的には中小製造業の現状が書かれている。
著者は経営コンサルタントをしているので
その顧客情報をもとにデータに基づいた記述が多い。

労務関係の実体が企業の経営に結びつくのは当然だが
門外漢の自分にもわかりやすく書かれている。

もっとも興味深く読んだのは最後の章である。
「こんな若者に誰がした!」と題し
製造業崩壊のもとになったものをたたききっている。
それは父親,母親から始まり
大手企業や2代目社長,上司
さらには学校教育にも及ぶ。
本音が語られているようで
とてもおもしろい。

大警視・川路利良

著者は神川武利さん。
鹿児島県警本部長などを歴任された警察官僚である。
退官後は歴史小説を執筆されている。

サブタイトルは「日本の警察を創った男」とある。
文章が読みやすいこともあり
とても興味深く読みすすめることができた。

日本の近代警察創設の様子がわかるだけでなく
警察のシステムについてのタイムリーな解説もある。
また,幕末から明治初期の主要人物が登場し
歴史小説としても楽しめる。

今まで知らなかったことが多く
自分にとっても大変勉強になった。

また,川路利良という人物もとても魅力的である。
こうした人たちが近代日本の基礎を創ったのである。
それを思うと今は・・・。
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