著者は中村文則さん。
この作品は芥川賞候補作。
恋人を事故で失った主人公は,
彼女の指を瓶に入れて身近に置いていた。
実は主人公は両親を事故で失った過去を持つ。
友人たちとの交流の中で,
主人公の複雑な思いが描かれれている。
その思いは本人自身もなかなか理解できなかったのかもしれない。
目に見える行動はかなり危ないものであり,
最後は破滅的にも思えるが,
心の中はどうだったのか。
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