著者は蒔田直子さん。
同志社大学松陰寮の寮母さん。
長年,女子寮の寮母をしてきた中で
さまざな寮生とともに過ごしてきた著者が,
その思い出を語る形で,
大学生活や寮生活について語っている。
紹介されているいろいろな寮生の生き様は
とても興味深いのだが,
最も興味深かったのは,
著者が語る自治寮としての松陰寮の歩みか。
自分も学生時代の一時期を
自治寮で暮らしていたので,
とても共感できる部分が多かった。