先日,前の家で物を探していたら,
21年前に新聞に投稿した文章のコピーがあった。

以下,引用開始。・・・・・・・・・・・・・

多くの方々が教育に関心を持ち,
意見を述べられるのは,
日々現場で悪戦苦闘している者にとって,
とてもうれしいことだ。
本紙でも教育に関する投稿が多く,
勉強させていただいているが,
いつも次のような感想を持つ。

まず,現場の実情をよく知っていただきたいということ。
そして,一方的な批判や犯人探しではなく,
「ともにこうして進んでいこう」という前向きで,
主体的な提案を望みたいということだ。
事実を直視し,
私たち一人ひとりが,それぞれの立場で,
子どもたちの教育を担っていくという意識が大切なのだと考える。

もう一つは,
現場にいる先生方がもっと発言すべきだということだ。
そうすれば,学校の実情も知ってもらえるし,
より良い方策が見いだせるのではないかと思う。

子どもを取り巻くすべての人々が,
さまざまな考えを交流させ,
理解し合い,ともに歩んでいくことが,
今一番大切なのだと思っている。

以上,引用終了。・・・・・・・・・・・・・・・・

この投稿を書いたのは,
学校の様子を一方的に批判されていたからである。
ならば反論せねばなるまいと感じた。
残念だったのは,自分の後に続く
教員の投稿がなかったこと。
みんな思いは同じだったと信じていたのだが。

現在でも21年前と思いは同じである。
教育を取り巻く状況はあまり好転していないように思える。
この投稿,今掲載されても,あまり違和感はないと思う。
今は当時と自分の立場が異なるのだが,
今は今で,できることに取り組みたいと思っている。