著者は熊谷徹さん。
NHK勤務の後,フリージャーナリストとして
ドイツ・ミュンヘンに在住。

福島の原発事故後に,
脱原発を決定したドイツと,
再稼働をした日本を比べている。
原発自体についての記述も多いが,
ドイルのエネルギー政策について詳しい。
さらに,ドイツ人と日本人の考え方,文化の違いにも触れる。
いわゆるパーセプション・ギャップ。
長くドイツに住んでいる著者だから書ける本だろう。