著者は安永智美さん。少年育成指導官。
福岡県警察本部生活安全部少年課北九州少年サポートセンター係長。
サポレンジャーのレッド隊長として非行少年等に向き合っている。

この本は,著者がこれまで経験してきた事例を示しながら,
子ども達との関わり方について語っている。
1つ1つが事実であるだけに重み,説得力がある。
子ども達の表面を見るだけでなく,
その背景にあるもの,奥にあるものに思いをはせ,
特に親として子どもとどう関わるか,
どのような言葉かけをしてくのかを考えさせられる本。
多くの大人に読んでほしい1冊。