著者は飯柴智亮さん。
軍事コンサルタント。元アメリカ陸軍大尉。

自衛隊の装備等に関するマニアックは内容ではなく,
日本の安全保障に関する内容である。
実際に勤務した米軍との比較や,
情報将校として見た自衛隊の現状など,
ふだん接することのできない視点で
自衛隊の現状を分析している。
世界標準から見た自衛隊ということになるか。

同時に,国際関係が国家指針,戦略など,
広い視野で語っている内容が興味深い。

思考停止にならず,
自分の頭で考えることが求められている。
アメリカに頼りきることは危険なようだ。