皇宮警察
久能靖
河出書房新社
2017-03-14

著者は久能靖さん。
アナウンサー,キャスター,そして作家。

この本は皇宮警察を扱っているのだが,
同類の本がほとんどないので貴重である。

皇宮警察は日本の警察組織の中にあって異色の存在であり,
その歴史,組織,訓練,仕事など興味深い。
皇宮護衛官という名称であり,消防の仕事も兼ねるなど,
他の警察官との違いも多い。

この本では,採用から一人前になるまでの
皇宮警察学校での様子などが詳しく書かれている。
なかなか知ることのできない世界を垣間見ることができた。