著者は元小結でNHKの大相撲解説でお馴染みの舞の海秀平さん。
この本はタイトルの内容についても触れてはいるが,
帯に「大相撲を10倍楽しむ本」とあるように,
相撲について幅広く書かれていて興味深い。
相撲界にいた著者だからこそ書ける内容だろう。
最初は著者の相撲人生についてまとめられていて,
これはこれで自伝のような感じで興味深い。
もしかしたら,教員になっていたかもしれないし。

この本が書かれた後,稀勢の里が横綱に昇進した。
期待されている豪栄道はまだ昇進してはいない。
今後はどのような展開になるのか。

最後の章の床山さんとの対談も興味深い。