著者は山口真由さん。
東大首席卒業,財務官僚を経て弁護士。

この本は著者の半生や考えを記したもの。
著者自身は,すごい努力家であると言う。
勉強,東大,財務省,弁護士と
著者の半生を振り返りながらエリートについて語る。

どの章も興味深かった。
なるほどと思うことは多い。
特に興味深かったのは財務省での2年間である。
自分の知らない世界を垣間見た気がした。

世の中にはいろいろな人がいて,
いろいろな考え方がある。
著者の「向上心」を大切にする姿勢は理解できる。

いいエリート、わるいエリート (新潮新書)
山口 真由
新潮社
2015-07-17