著者は鷺沢萌さん。
文学界新人賞,泉鏡花賞などを受賞された作家。

この本のエッセイは
大和書房ホームページとWEBダ・ヴィンチに掲載されたものである。
旅行や言葉に関するものが多いが
話題は多岐にわたる。
ほぼ同世代ということで
ものの見方や考え方で共感できる部分が多い。
ただ,どうしてこのタイトルなのかが自分には理解できない(笑)。

なお,著者は2004年4月に逝去された。
なので,この本は遺作ということになるだろうか。
読みやすいエッセイだったのに,とても残念なことである。