著者はSF,冒険小説家の横田順彌さん。

サブタイトルは「明治・大正の未来予測」である。
100年前の人たちが
100年後の今をどのように予測したかという内容である。
いくつかの資料に示された内容を見ながら
当たっているもの,はずれたものなどを明らかにするとともに
それぞれの予測にどのような特徴があるか述べている。
最後は著者自身が100年後の社会を予想している。

「先を見る」ことは重要であるが意外と難しいことだと思う。
著者も言うように
「こうあってほしい」という願いも大切だと思う。
現状では様々な問題が指摘されているが
明るい未来であってほしい。