著者は朝日新聞論説委員の轡田隆史さん。
新聞・本の読み方から発想の技術まで
とサブタイトルにある。

只見中学校の教育目標が「考える生徒」なので
この「考える力」にひかれて読んでみた。

当然だが
「考える」には「なぜ」という「問い」が必要である。
すなわち
「考える」とは「質問する」ことであり
自分なりに追究していくことである。
物事の細部にわたって意識して行動することである。

著者は様々な場面において
具体的に「考える」方法を示している。

一見,硬そうな本だが
著者は新聞のコラムを担当していた人であり
大変読みやすい文章になっている。