著者は江良俊郎さん。
危機管理・広報コンサルティング会社を経営されている方だ。

危機管理が言われて久しいが
これほど具体的に丁寧に書かれた本を読んだのは初めてである。
この本の良さは
具体的な事例をもとに話が進められているところである。
一般的な原則を述べるだけでなく
成功例,失敗例をあげ
その要因を細かに指摘している。

個人のレベルでも企業のレベルでも
危機は避けられないのが現状である。
その危機にいかに対処するかを考える上で
とても参考になる本だった。