著者は加藤陽子さん。
東京大学大学院人文社会系研究科助教授。

征韓論から太平洋戦争までの歩みをたどりながら
国民がなぜ戦争につき進んでいったのかを
今までにない視点で考察している。

やはり歴史は奥が深く
中学校の教科書に書かれているような
単純なものではない(笑)。
教科書で言えば
行間についてはこうした本を読んで勉強するしかない。

出来事を追うだけでなく
それを多面的に考察することは
大変な作業ではあるが大きな意義があり
それこそがまさに歴史学のように思われる。

自分は歴史が専門ではないので
こうした本を読んで勉強することが必要だ。